東映株式会社へガオフェスでの性暴力に対する正式な見解と改善を求めます!

東映株式会社へガオフェスでの性暴力に対する正式な見解と改善を求めます!

開始日
2021年10月18日
署名の宛先
東映株式会社
現在の賛同数:3,164次の目標:5,000
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 岩辺 春姫

8月15日に純烈のリーダーでありガオレンジャーの出演者である酒井一圭氏は「ガオフェス」内での動画を掲載しツイートしました。

ガオホワイトを演じるスーツアクターの方の下半身を触り周りとガオホワイトに制されるという内容の動画です。

その後ツイートは拡散され、多くの方の目に触れるようになり多数の非難の声が上がりました。

 

9月の半ばには私を含め多数の方が東映株式会社に問い合わせを送りましたが、本日に至るまで未だコメントが発表されていません。

10月に入り酒井氏は当該ツイートを削除しています。

 

 

痴漢やセクハラという言葉で軽視されているこれらの行為は性暴力です

今回のツイートに関して肯定的な方々の意見を拝見しましたが、

  • ガオレンジャーという過去の作品のファン向けのイベントで大人向けだったから問題ない
  • スーツアクターが女性でなければ問題ない
  • 脚本で指示されている、所謂演出であり盛り上げるためだから問題ない

と考えられてしまっているようです。

しかし、「他人のプライベートゾーンを許可なく触る」ことそのものが性暴力なのです。

そして「他人のプライベートゾーンを触ってはいけない」というシンプルなことが理解されにくいほど、日本では性暴力・性犯罪が軽視されています。

軽視されている原因は、こういったエンターテイメントの文脈での性暴力を容認しているからだと考えます。

 

 

東映株式会社は当該イベントの主催者であり責任の所在は東映にあります。

  • イベントの企画時点でやってはいけないことの認識を合わせる
  • イベント終了後、酒井氏へ行動を注意する
  • イベント終了後、参加した方々へ謝罪する

こういった事が一つでも行われていれば、酒井氏が「#ガオホワイトの尻」などといったハッシュタグをつけてイベントのハイライトにこの場面を選びツイートすることもなかったと思います。

 

東映株式会社は過去にシアターGロッソで出演者に対しハラスメントがあったことを告発され、事実を認め謝罪しています。

以下謝罪文の一部を抜粋いたします。

「当社としましては、ヒーローショーを制作する会社としての責任を重く痛感し、被害を受けた方の訴えを真摯に受け止め、ハラスメント等を行ったスタッフに対し、今後その関与の度合いに応じた厳粛な処分・対応を行います。

当社及び株式会社東映エージエンシーで協議の上、被害を受けた方のご意見も取り入れ、今後の具体的な対策として、以下のことを行ってまいります。

ヒーローショーに関わるスタッフが事前にハラスメント講習を受講することを必須とし、ハラスメント等が起きないよう継続的な教育プログラムを作成いたします。

あわせて、ヒーローショーに関わる全てのスタッフが匿名で相談可能な外部窓口の設置、第三者による現場における定期的な聞き取り調査等を行うことにより、ヒーローショーを楽しみにしてくださるお客様やスタッフが安心してショーに参加できる環境づくりに努めてまいります。」

 

 

常設のヒーローショーと、過去の出演者が集う周年イベントと内容は少し異なりますが、本当に事態を重く受け止めていたのであればすべてのイベントで同じ対策をとるべきではないでしょうか。

今回のことも未然に防ぐことができたと思います。

 

 

東映株式会社は子供をターゲットとしたコンテンツを作り続けるトップランナーであり、日本を代表するエンターテイメントを提供する会社です。

昨今ではジェンダーバイアスを取り払うようなコンテンツも多数制作しています。

そんな東映株式会社が、自社のコンテンツを使用した公式のイベントで行われた性暴力を黙認していていいのでしょうか。

今回のイベントでの性暴力についての公式の見解と、今後の改善を求めます。

 

我々大人はすでに様々なバイアスがかかった思考で生活してます。

それによって差別や暴力を受け悲しむ人が日々生まれています。

しかし、東映がコンテンツのターゲットとしてる子供たちは違います。

これから自らの価値観を作っていく、云わば真っ新な状態です。

今回のことを黙認するということは”お尻を触ることくらい気にするようなことじゃないよ”というメッセージを発信していることと変わりません。

生み出してきたヒーローたちに誠実であるためにも、それを見る子供たちに誠実であるためにも、会社としての誠実な対応を求めます。

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意思決定者(宛先)

  • 東映株式会社