後方彼氏面
こうほうかれしづら
概要
概要
発祥は女性地下アイドル界隈と言われる。彼女達のファンの間では、可能な限り舞台に近付いてコールやオタ芸をし、必死にアピールするのが良き鑑賞態度である、とする風潮が広がっていた(基本的に小規模なクラブ等で行われる興行なので、「指定席」といった概念は希薄である)。
そうした中では、周囲のノリに乗らず、後方で腕組みでもしてゆったりと鑑賞する一群が逆に目立つという事態が発生する。それは多数派から見れば「俺はお前らと違うと言わんばかりの上から目線」「会場の盛り上がりに水を差す厄介オタク」などと映り、中二病の一種として一段低い扱いをされることが常であった。実際に彼らの側からも「この前よりいいな」「俺も鼻が高いよ」等とまるで運営の一員であるかのような態度で講釈を垂れる者が出現しており、何様のつもりだという反感は増々強まっていった。
以上の流れから最大公約数的に「自分を『恋人を陰ながら応援しつつライブが終わるのを待っている彼氏』だと思い込んでいる一般人」というネタが成立し、一言で「後方彼氏面」と呼ばれるようになったのである。
あくまで揶揄目的のスラングなので、彼らが本当にどのような目的で後方に陣取っているかは考慮されない。実際には前方の喧騒やそれに伴うトラブルを避けるためにやむを得ず後方から鑑賞していることの方が多いとも言われる。そもそも「オタ芸」などが所詮局地的な文化に過ぎないため、それが根付いていない環境では「後方彼氏面」と揶揄する方が厄介オタク扱いされることもままある。個別の言動ではなく、コミュニティの中で悪目立ちした人間は排斥されるという一般論の問題と捉えた方が適当かもしれない。
また、「運営の一員であるかのような」から転じて炎上やスキャンダル(特に実際に恋人の存在が報じられた際)に関して、当事者を庇うような態度を取ったファンも「後方彼氏面」として批判されることがある。この用法はSNS上の議論にも見られ、既に論点が会場内の物理的な立ち位置に留まらずコミュニティやコンテンツそのものとの距離感に拡大していることの表れと言えるだろう。
概要
概要
発祥は女性地下アイドル界隈と言われる。彼女達のファンの間では、可能な限り舞台に近付いてコールやオタ芸をし、必死にアピールするのが良き鑑賞態度である、とする風潮が広がっていた(基本的に小規模なクラブ等で行われる興行なので、「指定席」といった概念は希薄である)。
そうした中では、周囲のノリに乗らず、後方で腕組みでもしてゆったりと鑑賞する一群が逆に目立つという事態が発生する。それは多数派から見れば「俺はお前らと違うと言わんばかりの上から目線」「会場の盛り上がりに水を差す厄介オタク」などと映り、中二病の一種として一段低い扱いをされることが常であった。実際に彼らの側からも「この前よりいいな」「俺も鼻が高いよ」等とまるで運営の一員であるかのような態度で講釈を垂れる者が出現しており、何様のつもりだという反感は増々強まっていった。
以上の流れから最大公約数的に「自分を『恋人を陰ながら応援しつつライブが終わるのを待っている彼氏』だと思い込んでいる一般人」というネタが成立し、一言で「後方彼氏面」と呼ばれるようになったのである。
あくまで揶揄目的のスラングなので、彼らが本当にどのような目的で後方に陣取っているかは考慮されない。実際には前方の喧騒やそれに伴うトラブルを避けるためにやむを得ず後方から鑑賞していることの方が多いとも言われる。そもそも「オタ芸」などが所詮局地的な文化に過ぎないため、それが根付いていない環境では「後方彼氏面」と揶揄する方が厄介オタク扱いされることもままある。個別の言動ではなく、コミュニティの中で悪目立ちした人間は排斥されるという一般論の問題と捉えた方が適当かもしれない。
また、「運営の一員であるかのような」から転じて炎上やスキャンダル(特に実際に恋人の存在が報じられた際)に関して、当事者を庇うような態度を取ったファンも「後方彼氏面」として批判されることがある。この用法はSNS上の議論にも見られ、既に論点が会場内の物理的な立ち位置に留まらずコミュニティやコンテンツそのものとの距離感に拡大していることの表れと言えるだろう。
コメント
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すべて見る後日当主は酒が美味いと豪快に笑った。
よくある禪院家に引き取られた系の双子の話。ほのぼの。 注意! 女主さん、名前、見た目表記ありです! とある人の娘な双子さんです。 とある人達の生存ifです。 単行本未登場の人や、ファンブックネタバレがございます! 他作品ネタがチラホラとあります。タグを付けた方がいいのでは、となりましたら御手数ですがお願いします! とある人の性格が変化しております。 話し方、性格、解釈違いでしたらすみません! 過激なコメントはお控えください。13,238文字pixiv小説作品