「標準理論」確立に貢献、理論物理学者のワインバーグ氏死去…88歳

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 【ワシントン=船越翔】AP通信などによると、素粒子や自然界で働く力の作用を説明する「標準理論」の確立に大きく貢献した理論物理学者のスティーブン・ワインバーグ米テキサス大オースティン校教授が23日、死去した。88歳だった。

技術進化が支えた「静かな革命」…ノーベル経済学賞<3>
88歳で死去したスティーブン・ワインバーグ氏(AP)
88歳で死去したスティーブン・ワインバーグ氏(AP)

 1933年、米ニューヨーク生まれ。米プリンストン大で博士号を取得し、素粒子理論の研究に取り組んだ。

 自然界で知られる四つの力のうち、「電磁気力」と「弱い力」を統一して説明する理論を67年に発表。この業績で、79年にノーベル物理学賞を米国とパキスタンの研究者2人と共に受賞した。

 宇宙の成り立ちや科学史などをテーマにした著作も多く残した。

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2233504 0 科学・IT 2021/07/25 20:25:00 2022/09/27 12:35:47 2022/09/27 12:35:47 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210725-OYT1I50092-T.jpg?type=thumbnail

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